【総合格闘技勝利への鍵】立ち技の攻略法と最強技を解説

格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。

今回は総合格闘技における立ち技の重要性と多様性について深掘りしていきます。

総合格闘技の世界では、立ち技は試合の展開や勝敗を左右する決定的な要素として位置づけられています。立ち技は相手にダメージを与えるため、試合のペースをコントロールするため、あるいは寝技に移行するために使用されます。

立ち技のバランスが良い選手は、試合のさまざまな局面で優位に立つことができるため幅広い技の習得が求められます。

本記事では、総合格闘技で使われている立ち技の種類や禁止されている技、最強と称される立ち技について解説していきます。

立ち技の知識を深めることで、MMAの試合をより深く理解し、楽しむことができるでしょう！

総合格闘技における立ち技の重要性

総合格闘技での立ち技は、ボクシングやキックボクシング、ムエタイなどの打撃技と、柔道やレスリングの投げ技やテイクダウン技術を組み合わせた形で展開されます。

MMAではグラウンド技も重要ですが、立ち技が試合の展開や勝敗を大きく左右する重要な要素となっています。

立ち技の技術が高いと、相手にダメージを与えるだけでなく、試合のペースをコントロールしやすくなります。また、テイクダウンの成功率を高めたり、寝技でのサブミッション（関節技や絞め技）へとスムーズに移行することが可能です。

立ち技と寝技のバランスが良い選手は、試合のあらゆる局面で優位に立つことができます。

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総合格闘技で使われる立ち技の種類

総合格闘技で使われる立ち技は大きく分けて「打撃技」「投げ技」「テイクダウン」の3つのカテゴリーに分類されます。

打撃技

打撃技は、手や足、膝、肘を使用して相手に直接ダメージを与える攻撃方法です。相手をKOするため、またはテイクダウンや関節技への移行のために使用されます。

打撃技には以下のような種類があります。

パンチ：ボクシングから取り入れられた技術で、ジャブ、ストレート、フック、アッパーが基本的な形です。相手との距離を測るためや迅速にダメージを与えるために使用されます。

キック：ムエタイやキックボクシング、テコンドーからの技術を基に、ローキック、ミドルキック、ハイキック、前蹴り、サイドキックなどがあります。手よりもリーチが長く、強力なダメージを相手に与えることが可能です。

膝蹴り・飛び膝蹴り：主にムエタイで用いられ、クリンチ状態や距離が近い時に特に有効な技です。

肘打ち：ムエタイにおける重要な攻撃手段で、サイド肘、アッパー肘、回転肘打ちなど多様な形で使用されます。近距離での戦いで非常に有効で、カットを引き起こすことが多いです。

投げ技

投げ技は、相手のバランスを崩して地面に投げ落とす技術で、柔道やサンボ、柔術などの技術が含まれます。投げ技には足払いや腰投げ、肩車などがあり、立ち技の中で相手をマットに落とすために用いられます。

投げ技を成功させることで、寝技への移行をスムーズに行うことが可能となります。

テイクダウン

テイクダウンは、相手をコントロールして地面に引き倒す技術で、レスリングや柔道の技術が基です。シングルレッグテイクダウンやダブルレッグテイクダウンが一般的で、立ち技の状態から寝技のポジションへと移行する際に使用されます。

テイクダウンは、試合のコントロールを握るために非常に重要な技術とされています。

総合格闘技で使われる最強の立ち技

「最強」と評される立ち技を一つに絞ることは難しいですが、特にダメージが大きくKOにつながることが多い技をご紹介します。

スピニングバックキック

スピニングバックキックは、空手やテコンドー、キックボクシングから取り入れられた技で、非常に強力なキックです。回転の勢いを利用して相手の腹部や頭部に強烈な一撃を与えます。予測しにくい動きと高い威力で、一撃でKOに導くことがあります。

飛び膝蹴り

ムエタイ由来の飛び膝蹴りは、空中からの膝蹴りで、非常にダイナミックで攻撃的な技です。相手のガードが固く、パンチやキックが効かない場合に、ガードの上からまたは間を縫って打撃を加えることができます。特にクリンチから離れる際や、相手が前進してきたときに有効です。

ハイキック

ハイキックは、空手やムエタイ、キックボクシングで見られる技で、特に頭部を狙うキックです。防御が甘い瞬間に顔面や側頭部を狙って放たれると、KOに直結することがあります。

総合格闘技で禁止されている立ち技

総合格闘技では、選手の安全を確保するために、特定の攻撃方法がルールによって禁止されています。

金的蹴り

金的蹴りは、相手の性器への攻撃を指します。金的は非常にデリケートな部分であり、相手に深刻な怪我を引き起こす可能性があります。ほとんどの格闘技で禁止されています。

サミング

サミングは、選手が自らの手のひらや指を使って相手の視界を意図的に遮る行為を指します。相手の目を傷つけるリスクが高く、選手の安全を確保するために禁止されています。

ラビットパンチ

ラビットパンチは、相手の後頭部への打撃を指します。後頭部は神経が集中しており、打撃によるダメージが重大な怪我や脳震盪を引き起こす可能性があるため、非常に危険です。

バッティング（頭突き）

バッティングとは、頭を使って相手に打撃を与える行為です。頭突きは、相手だけでなく攻撃者自身にも怪我を負わせる可能性があるため、MMAでは使用が禁止されています。

最強の組み技＋立ち技　５選

MMA（総合格闘技）では、組み技と立ち技の組み合わせが非常に重要で、試合の流れを変えることができます。強力な組み技と効果的な立ち技の例を５つご紹介します。

①リアネイキドチョーク ＋ オーバーハンドパンチ

オーバーハンドパンチで相手にダメージを与えた後、背後からリアネイキドチョークを仕掛けます。相手をKOしようとする姿勢から急に背後を取り、絞め技に移行することで予期せぬ攻撃を仕掛けることが可能です。

②三角絞め ＋ ミドルキック

相手との距離をミドルキックでコントロールしながら、組み付きのチャンスをうかがい、グラウンドに持ち込んでから三角絞めに持ち込みます。ミドルキックによって相手の防御を下半身に集中させ、上半身の隙を作り出すことができます。

③腕ひしぎ十字固め ＋ ジャブ

ジャブで相手にプレッシャーをかけ、相手がジャブに反応して腕を出した際に、その腕を捕えて腕ひしぎ十字固めに持ち込みます。ジャブは相手との距離感を掴むのに効果的で、注意を分散させるのに役立ちます。

④ギロチンチョーク ＋ アッパー

アッパーで相手の顎を狙い、防御が緩んだ瞬間に頭を下げさせ、ギロチンチョークに繋げます。アッパーは相手を前傾姿勢にさせるのに有効で、ギロチンチョークへの移行をスムーズにすることができます。

⑤レッグロック（膝関節技）＋ ローキック

ローキックで相手の脚にダメージを与えた後、相手の動きが鈍ったところを見計らってレッグロックを狙います。ローキックにより相手の足元を不安定にさせることで、地面に倒れやすくなります。

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まとめ

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こうき

格闘技の上達方法を解説！

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当サイト「格闘技のすゝめ」の管理人。格闘技歴10年。会社員をしながら格闘技をしています！
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