ボディブローがじわじわ効く理由は？痛みに耐える方法を教えます！

格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。

ボクシングや格闘技において、ボディブローは非常に効果的な攻撃手段となります。

理由は、複数の要素が複雑に絡み合っているからです。

「ボディブローが効く」とは、具体的にどのような意味を持つのでしょうか？

本記事では、ボディブローが効く理由や相手に与える影響について解説していきます。

ボディブローは主に対戦相手の腹部（肝臓や脾臓）を狙います。

腹部は非常に敏感で、ダメージを受けると身体機能に大きな影響を及ぼします。

特に、肝臓や脾臓にダメージを受けると一時的に痛みを感じ、動きが鈍くなります。

加えて、ボディブローは試合の長期戦においても効果的です。

繰り返しボディブローを受けると、相手のスタミナを消耗させ、最終ラウンドでの優位を確保することができます。

さまざまな要素が組み合わさることで、「ボディブローが効く」という現象が生まれます。

本記事では、ボディブローの効果を紹介しつつ、ボディブローの耐え方、効かせる方法についても詳しく説明していきます。

ボディブローをマスターすることは、ボクサーや格闘家にとって重要な技術の一つであり、試合で優位に立つための戦略となります。

柔道、キックボクシング、総合格闘技を10年ほど実践してきた経験を基に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ボディブローとは肝臓（リバー）を狙ったパンチ

ボディブローとは、相手の体幹部、特に腹部や胸部への攻撃という意味です。基本的には人間の弱点である、みぞおちと右脇腹（肝臓）を狙って打つことが多いです。

主な目的は、相手の体力を消耗させること、攻撃パターンを予測させにくくすること、そして相手の防御を崩すことです。

リバーブローとは

リバーブロー、またはレバーブローとは、どちらもボディブローの中で特に肝臓を狙ったパンチを指す言葉であり、同じ意味を持っています。

肝臓は体の中で最も大きな臓器で、英語では「liver」と呼ばれています。ボクシングでは「レバー」と書いても「リバー」と書いても同じ肝臓のことを指します。

リバーブローは、戦術的に非常に有効な技です。正確でタイミングの良いリバーブローは、試合の流れを一瞬にして変える力を持ち、勝利への大きな一歩となることがよくあります。

リバーブローとレバーブローは同一の技を指す用語であると理解することが重要です。

キックボクシングのパンチの種類について詳しく知りたい方は、【完全保存版】キックボクシングのパンチの種類を解説！の記事をご覧ください。

ボディブローはなぜ効くのか

ボディブローが効果的な理由を解説します。

体力を消耗させる

ボディブローは戦略的に相手の体力を減らすのに効果的です。体の中心部に強い衝撃を与えることで、呼吸を乱し、筋肉に大きな負荷をかけることができます。

実際の試合で、強烈なボディブローを受けた選手は息を切らし、動きが鈍くなることがよくあります。

痛みと不快感を与える

特に肝臓に近い部分への打撃は、激しい痛みと不快感を引き起こします。相手の集中力を奪い防御や反撃の能力を低下させるのに効果的です。

防御の隙をつく

ボディブローは相手の防御の隙を突く効果的な手段です。痛みによって相手の注意が散漫になり、防御が緩むことがあります。

相手のガードが緩んだ隙を突いて、他の部位への攻撃を仕掛けることができます。

予測するのが困難

ボディブローは予測しにくい技です。多くの選手が顔や上半身への攻撃を警戒していることが多く、突然のボディブローは相手を驚かせ、効果的なダメージを与えることができます。

フェイントや他の技と組み合わせることで、より予測するのが難しくなります。

例えば、上半身や顔へのフェイントを使って相手が注意を逸らした隙に肝臓への一撃を加えるという戦略が効果的です。

ボディブローはじわじわ効く？

ボディブローは、特に腹部に繰り返し打撃を加えることで、相手の体力を徐々に削ぎます。最初の一撃は必ずしも決定的ではないかもしれませんが、時間の経過とともにじわじわと効果を発揮します。

継続的な攻撃は、相手のスタミナを徐々に消耗させ動きを遅くし、防御能力を低下させます。

また、相手の集中力を乱し、戦略的な思考や動きを妨げる効果もあります。

長時間の試合において、相手のパフォーマンスを時間とともに低下させる効果的な戦略です。

ボディブローで死亡する？

ボクシングや他の格闘技において、ボディブローが直接的な死亡を引き起こすことは極めて稀です。

特に試合では、選手の安全が最優先され厳格なルールが設けられています。レフェリーやドクターが試合を常に監視し、選手が過度な危険に晒されることがないようにしています。

格闘技のトレーニングや試合においては、選手の健康と安全が何よりも重要です。技術の習得と適切な実施、ルールの遵守、そして安全な環境の確保が必要不可欠です。

ボディブローは効果的な技ですが、使用には責任と注意が求められます。

ボディブローの痛み

ボディブローの痛みが強力なのは、内臓や神経に直接影響を及ぼすためです。内臓は他の身体部位に比べて痛みに敏感です。

実際の試合で、効果的なボディブローを受けた選手は、痛みによって動きが鈍くなり、攻撃や防御の能力が低下することがあります。

ボディブローによる痛みは、相手のパフォーマンスを大きく落とす効果があるため、戦術において非常に重要な役割を担います。

ボディブローの耐え方

ボディブローの耐え方を解説します。

ディフェンス力を強化する

ボディブローへの対策として、防御の技術を磨くことは非常に重要です。

格闘技において効果的な防御は、単にガードを固めることだけではなく、攻撃のタイミングやパターンを読み、適切なタイミングで身体を動かし攻撃を回避する技術も含まれます。

腹筋を鍛える

腹筋を鍛えることで、ボディブローの衝撃を軽減し、内臓へのダメージを最小限に抑えることができます。

日々のトレーニングにおいて、腹筋を中心としたエクササイズを取り入れることで、実戦における耐久力が向上します。例えば、プランクやシットアップ、レッグレイズなどの筋トレは、腹筋を強化するのに効果的です。

相手の動きを予測し回避する

ボディブローを避けるためには、相手の動きを正確に読むことが重要です。相手の攻撃パターンを分析し、パンチが来るタイミングを予測する能力が求められます。

相手の動きを予測し、素早く体を動かして打撃を回避することが、効果的な防御戦略となります。

呼吸をして腹部の筋肉を張る

ボディブローを受ける際は、適切な呼吸法が重要です。打撃の瞬間、深く呼吸をして腹部の筋肉を張ることで、ボディブローの衝撃が分散し痛みを和らげることができます。

ボディブローを効かせる方法

ボディブローを効かせる方法を解説します。

パンチを打つタイミングが重要

ボディブローの効果を最大限に発揮するためには、パンチを打つタイミングの見極めが非常に重要です。相手のガードが緩んだ瞬間や攻撃の合間を狙って打つことで、パンチの効果は大きくなります。

例えば、相手がパンチを打っている時はガードが緩むため、カウンターとしてボディブローを狙うのが効果的です。

腹部、肝臓にパンチを打つ

腹部や肝臓は防御が難しく、打撃が直接ダメージを与えやすいため、積極的に狙うべきです。

肝臓には多くの神経が集中しており、正確なパンチを打ち込むことで、相手に激しい痛みを与えることができます。

多様な攻撃を仕掛ける

一貫したパターンで攻撃をするのではなく、多様な攻撃を仕掛けることが大切です。

例えば、頭部への打撃とボディへの打撃を交互に行うなど、攻撃のパターンを変えることで相手の防御を崩しやすくなります。

パンチのパワーとスピードを意識する

ボディブローはただ力任せに打つのではなく、体重移動や腰の回転などを利用してパンチのパワーとスピードを兼ね備えることが大切です。

日々のトレーニングでパンチの力と速度を高める練習が不可欠です。スピードを高めるにはシャドーボクシングがおすすめです。

ボディブローの打ち方について詳しく知りたい方は、【ボディブローの打ち方】テイクダウンやKOを奪うレバーブローを解説！の記事をご覧ください。

まとめ

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こうき

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当サイト「格闘技のすゝめ」の管理人。格闘技歴10年。会社員をしながら格闘技をしています！
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