キックボクシングのコンビネーション練習方法！

こんな人におすすめ

格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。

キックボクシングは、格闘技の中でも人気の高いスポーツのひとつです。初心者にとってはなかなか上達するのが難しいと感じることもあるでしょう。

本記事では、キックボクシングのコンビネーション練習方法を解説します。

ところで「コンビネーションの基本を知りたい」「パンチを使ったコンビネーションのコツを知りたい」と思っていませんか？

事実として、コンビネーションの練習をしない人はいません。

少なくとも、ぼくが見てきた上手い選手やプロは皆、本記事で紹介しているコンビネーションを知っています。

コンビネーションを知らないだけで、あなたの上達が遅れてしまう可能性もあるでしょう。

本記事では、キックボクシングのコンビネーション練習方法を伝授します！

記事後半では僕の得意なオススメのコンビネーションもご紹介しています。

柔道、キックボクシング、総合格闘技を10年ほど実践してきた経験を基に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

コンビネーションの重要性

コンビネーションは、格闘技において非常に重要な要素であり、さまざまな効果をもたらします。

以下にコンビネーションの効果を解説します。

①ガードを崩しやすい

コンビネーションは、相手のガードを崩すのに効果的です。連続した攻撃が相手を混乱させ防御に隙が生じるからです。

例えば、ジャブとクロスの組み合わせは相手のガードを崩す基本的な手段です。

したがって、コンビネーションにより相手のガードを効率的に崩すことが可能です。

②攻撃の予測を難しくする

単発の攻撃では相手が予測しやすいのに対して、コンビネーションを使うことで予測が難しくなり、相手が反撃のタイミングを掴みにくくなります。

③試合のリズムとペースをコントロールできる

コンビネーションを使うことで、試合のリズムとペースを自分のものにすることができます。

相手が自分のコンビネーションに対応することに集中している間、攻撃のリズムを維持できます。

基本的なコンビネーション（初心者向け）

初心者向けの基本的なコンビネーションを解説します。

①ジャブ – 右ストレート

ジャブから右ストレートへの連続攻撃は、初心者にとって基本的かつ効果的なコンビネーションです。

最初にジャブで相手のガードを崩し、右ストレートで効果的なダメージを与えることができます。

②右ストレート – フック

右ストレートで相手の防御を中心に集中させた後、フックでサイドから攻撃することでダメージを与えることができます。

③ジャブ – 右ストレート – フック

ジャブで相手の注意を引き、右ストレートでプレッシャーをかけ、フックでフィニッシュの一撃を加えます。

④ジャブ – ボディフック

ジャブで相手のガードを上に誘い、ボディフックでリブや腹部を攻撃します。基本的でありながら相手を混乱させる効果があります。

⑤右ストレート – フック – 右ストレート

直線的な攻撃と曲線的な攻撃の組み合わせで、相手のガードを破るのに有効です。

最初の右ストレートで相手のガードを崩し、フックで側面を攻撃した後、再度右ストレートで強力な一撃を加えます。

パンチだけのコンビネーション

パンチだけのコンビネーションを解説します。

①左ジャブ – 左ジャブ – 右ストレート – 左フック

2回の左ジャブで相手のガードを崩し、右ストレートで強力なパンチを繰り出し、最後に左フックで一撃を狙います。

②左ジャブ – 右ストレート – 左アッパー

左ジャブで相手のガードを崩し、右ストレートで強力なパンチを繰り出し、最後に左アッパーで相手の顎を狙いダメージを与えます。

③左ジャブ – 左スリップ – 左フック – 右ストレート

左ジャブで相手の注意を引きつけ、左スリップで相手の反撃をかわし、カウンターのチャンスを作ります。

左フックでサイドを攻撃し、最後に右ストレートで追撃を加えます。

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キックだけのコンビネーション

キックだけのコンビネーションを解説します。

①ローキック – ミドルキック

ローキックで相手の脚を攻撃した後、素早くミドルキックで相手の腹部や胸部を狙います。

②ミドルキック – ハイキック

ミドルキックで相手の腰付近を攻撃した後、すぐにハイキックで顔面を狙います。

攻撃の予測を困難にし、効果的にダメージを与えることができます。

③ダブルローキック

ダブルローキックは、連続して相手の下半身にダメージを与える効果的な方法です。

ローキックで相手の足を攻撃し、すぐに同じ箇所にもう一度ローキックを繰り出します。

④ハイキック – ローキック

ハイキックで相手の顔面か胸部を狙った後、相手の反応を見てすぐにローキックで足を狙います。

攻撃の方向を急に変えることで、相手のガードを破るのに有効です。

⑤スイッチキック – ローキック

左のミドルキックを繰り出す前に、スイッチステップ（足の位置を入れ替える）を行い、相手のタイミングをずらしてから、ローキックで脚を攻撃します。

左手だけのコンビネーション

左手だけのコンビネーションを解説します。

①左ジャブ – 左ジャブ – 左フック

左ジャブを二回繰り出して相手のガードを崩し、最後に左フックでサイドからのダメージを与えます。

②左ジャブ – 左ボディショット – 左フック

左ジャブで相手のガードを崩し、左ボディショットで相手の腹部にダメージを与えます。

最後に左フックで顔面やサイドにダメージを与えます。

③左アッパーカット – 左ジャブ – 左フック

左アッパーカットで相手の顎を狙い、左ジャブでガードを崩し、最後に左フックでサイドからのダメージを与えます。

右手だけのコンビネーション

右手だけのコンビネーションを解説します。

①右ストレート – 右ボディショット – 右アッパーカット

右ストレートで相手のガードを突破し、右ボディショットで相手の腹部を狙い、最後に右アッパーカットで相手の顎を狙いダメージを与えます。

②右フック – 右アッパーカット – 右ストレート

最初のストレートで相手の注意を前方に集中させ、右フックでサイドを攻撃し、最後に右ボディショットで防御をさらに崩します。

③右ストレート – 右フック – 右ボディショット

右ストレートで相手のガードを突破し、右フックで相手のサイドを狙い、最後に右ボディショットで防御をさらに崩します。

サウスポーにオススメのコンビネーション

サウスポーにオススメのコンビネーションを解説します。

①右ジャブ – 左ストレート – 右フック

右ジャブで相手の注意を引き、左ストレートで強力な一撃を放ち、その後すぐに右フックで追撃を行います。

相手の反応をコントロールし、攻撃のチャンスを最大限に活用するのに有効です。

②右ジャブ – 左ボディショット – 右アッパーカット

右ジャブで相手のガードを上方に引き上げ、その隙に左ボディショットで腹部に攻撃を加え、最後に右アッパーカットで顎を狙います。

相手のガードを翻弄し、多方向からの攻撃で効果的にダメージを与えるのに効果的です。

③右ジャブ – 左フック – 右ストレート

右ジャブで相手の注意を引きつけ、ガードを崩し、左フックでサイドからのダメージを与え、最後に右ストレートで強力な一撃を狙います。

キックボクシングにオススメのコンビネーション

キックボクシングにオススメのコンビネーションを解説します。

①左ジャブ – 右ローキック

左ジャブで相手のガードを上方に引きつけて、すぐに右ローキックで相手の足元を狙います。

相手の動きを制限し、次の攻撃の機会を作り出すのに効果的なコンビネーションです。

②右ストレート – 左ミドルキック

右ストレートで相手の防御を前方に集中させた後、左ミドルキックで相手の脇腹や胸部を攻撃します。

相手のガードを崩し、ダメージを与えるのに効果的です。

③左フック – 右ハイキック

左フックで相手のサイドを攻撃し、相手の防御が横に移動する間に右ハイキックで顎や頭部を狙います。

相手の予測を裏切り、有効な一撃を狙うのに適しています。

コンビネーションの練習方法

コンビネーションの練習方法を解説します。

シャドーボクシング

シャドーボクシングは、コンビネーションの基本動作を習得するのに最適な方法です。

相手がいない状態で自分の動きを意識し、技術を磨くことができます。

パンチやキックの連続技を想像しながら、リズムを保ちつつ空中で実行することで、動作の流れやタイミングを体に染み込ませることができます。

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サンドバッグ

サンドバッグを使用する練習は、コンビネーションのパワーと精度を高めるのに役立ちます。

ジャブ、ストレート、フックなどのコンビネーションをサンドバッグに対して実行し、それぞれの打撃の力と正確さを調整します。

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ミットワーク

ミットワークは、コンビネーションのリアルな反応とタイミングに対応する能力を養うのに役立ちます。

トレーナーやパートナーのミットに向かって、パンチやキックのコンビネーションを練習します。

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スパーリング

実際の試合に近い状況での練習ができるスパーリングは、コンビネーションのタイミングや適切な距離感を身につける上で非常に有益です。

相手の動きや反応を読みながら、効果的なコンビネーションを繰り出すことが求められます。

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コンビネーションのコツ

コンビネーションのコツを解説します。

①コンビネーションのタイミングをずらす

コンビネーションは、リズムや速度を変化させて相手の防御に隙を作ることが大切です。相手のガードを崩しやすくなり、効果的なダメージを与えることができます。

練習では、一定のリズムでなく、速度を変えたり一時停止を挟んだりして、相手の予測を外す習慣を身に付けましょう。

②体重移動とフットワーク

効果的なコンビネーションを行うためには、正確な体重移動とフットワークが欠かせません。

パンチやキックの威力を高めるために、体重移動を意識しながら攻撃を行いましょう。

コンビネーションの注意点

コンビネーションを効果的に使うための注意点を解説します。

①正しいフォームを保つ

効果的なコンビネーションには、技術的に正確でバランスの良いフォームが必要です。

無駄な動きを減らし、エネルギーを効率的に使えます。

②防御を疎かにしない

攻撃中もガードを怠らず、相手からのカウンター攻撃を受けないように注意しましょう。

また、コンビネーションを繰り出す際はガードを下げないようにしましょう。

③速さと力のバランスを意識する

全力でパンチを繰り出すと、次の技への移行が遅れてしまいカウンターを受けやすくなります。

力を入れすぎたり速さだけを追求するのではなく、速さと力のバランスを意識して効果的な攻撃を心がけましょう。

まとめ

今回のまとめです。

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こうき

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当サイト「格闘技のすゝめ」の管理人。格闘技歴10年。会社員をしながら格闘技をしています！
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